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「前のおうちでは管理会社から部屋の状態をチェックするリストを渡されたのに、新居ではリストがないと言われて困っている」
「チェックリストを自作して管理会社に提出していいのかな?」
こんにちは🕊️ぽとです。
新しく契約した物件で『入居前に部屋の状態をチェックするリスト』がなく、退去時にトラブルにならないか不安になりますよね。
入居時にしっかりチェックはしたけど、記入リストがなくそのまま放置してしまったら、最初からあった傷なのに後から修理費を請求されたケースも珍しくありません。

私も新居で正式なチェックリストの用紙がなく、入居前に管理会社に問い合わせたよ。
結論、自作したチェックリストを管理会社に送ってくれたら契約書と一緒に保管してくれるとのこと。
管理会社の許可はもらえたのでリストを作成し、部屋の状態をチェックして提出しました。
そこで今回は、引っ越し直前で忙しい方のために、私が実際に管理会社に提出した「入居時の物件状況チェックリスト」を特別に配布します◎
このリストを活用すれば、見落としがちなポイントもしっかりチェックできてトラブルを未然に防ぐことができますよ。
※管理会社指定の用紙がある場合は、そちらを使用してくださいね

印刷できるようにPDFにしたから使ってくれると嬉しいな🕊️
本記事では、賃貸の入居前にチェックが重要な理由や、チェックすべき7つのポイント、配布したリストの使い方をまとめています。

目次も用意したので、読みたいところをタップして読んでみてね🕊️
賃貸の入居前にチェックが重要な理由
賃貸物件に入居する前に、 部屋の状態をしっかり確認することはとても大切です。
事前にチェックをしておかないと、 住み始めてから不具合に気付いてトラブルにつながることもあります。

特に次のような問題が発生しやすいので、慎重に確認することが大切だよ。
- 入居後に気付いてからだと、修理費を請求されることがある
- エアコンや給湯器などの設備を最初の段階でチェックしないと、故障に気付くのが遅れる
- 鍵や窓の施錠など防犯面での確認を怠ると、安心して過ごせないことも
トラブルが起こってからでは遅いので、できるだけ入居前に確認しておくことをおすすめします。

チェックリストに確認すべき項目をまとめたのでぜひ活用してみてね◎
※管理会社指定の用紙がある場合は、そちらを提出してくださいね
チェックリストを活用するメリットは3つあります。
- 確認もれを防げる
- 管理会社へスムーズに報告できる
- 不具合があっても、退去時に証拠として残せる
部屋の状態をチェックするだけでなく、入居前に設備の不具合に気付けば、すぐに管理会社へ連絡することで無償で対応をしてもらえる可能性も高くなりますよ。

入居前に確認しておきたい7つのポイント
「部屋の状態をチェックする」と言われても、実際にどこをどのように確認すればいいのかわからず悩みますよね。
ここでは、冒頭で配布した「入居時の物件状況チェックリスト」をもとに、確認すべきポイントを7つご紹介します。
- 玄関・廊下
- キッチン
- 洗面所・浴室
- トイレ
- リビング・個室
- バルコニー
- 設備の動作確認
1つずつ解説していきますね。
▽ここは読みとばして次の章に進みたい方はこちら
① 玄関・廊下の状態をチェック
玄関は、毎日出入りする大切な場所です。
まずは、ドアの開閉がスムーズかどうかを確認しましょう。
鍵のかかり具合や、郵便受けの破損がないかもチェックしてくださいね。
2人以上でチェックする場合は、インターホンの音声に問題がないかどうかも確認するといいですよ。
② キッチンの設備と水回りを確認
キッチンは、毎日使う場所なので、水漏れや設備の状態をしっかり確認しましょう。
特に、シンク下の収納は湿気がこもりやすく、カビや水漏れが発生しやすいのでカビ臭くないかチェックしてくださいね。
ガスコンロなど入居してからでないと使えない設備は、入居当日~翌日までには必ずチェックしておきましょう。
③ 洗面所と浴室の状態をチェック
洗面所や浴室は、水漏れやカビが発生しやすい場所です。
換気扇が正常に動かないと、湿気がこもりやすくなり、カビの原因になります。
水回りのトラブルはすぐに解決できないことも多いため、早めに確認しましょう。

私は入居日に洗濯機を試運転したら、水漏れしていてプチパニックに。
平日の昼だったので管理会社に連絡したらすぐに対応してくれたよ◎
④ トイレの水が正常に流れるかチェック
トイレは故障するとすぐに困る設備のひとつ。
水が流れにくかったり、タンクの水が溜まりにくかったりすると、修理が必要になるので注意深くチェックしましょう。
引っ越し当日にトイレが使えないと大変なことになります。
入居前に試しに水を流し、正常に動作するかをチェックしましょう。

便座にウォーム機能が付いているなら、入居前日もしくは引っ越し直前に電源を入れてあたためておくのがおすすめ◎
⑤ リビング・個室の壁や床の傷を確認
リビングや個室の壁や床は、住んでいるうちに傷がつきやすい場所です。
しかし、入居前から傷や汚れがある場合、管理会社に報告しないでいると、退去する時に修繕費を取られてしまう場合もあります。
傷や汚れを見つけたら、すぐに管理会社へ報告し、写真を撮っておくと安心ですよ。
⑥ バルコニーの状態をチェック
室内だけでなく、バルコニーの状態も確認しましょう。

部屋の状態に気を取られて、バルコニーは見落としがちだから忘れずにチェックしてね◎
⑦ 設備の動作確認をしておく
引っ越し当日、特に夏場の場合は「エアコンがつかない」といったトラブルが起こると、すぐに対応してもらえない可能性もあります。
物件によってはWi-Fiの工事が必要な場合もあるので、特に3~4月の繁忙期は早めに業者に依頼するようにしましょう。

「入居時の物件状況チェックリスト」の使い方
冒頭で配布したチェックリストはA4で印刷すると全部で3枚になります。
事前に、管理会社に自作したチェックリストを提出していいか確認しておきましょう。

退去時のトラブル防止のために必要であることを伝えるといいよ◎
チェックリストの使い方は次の3つにまとめました。
- 物件名、所在地、連絡先、入居日を記入する
- 部屋の状態を記入する
- 点検した日、契約者氏名を記入する
1つずつ解説していきますね。
1.物件名、所在地、連絡先、入居日を記入する

1枚目の冒頭部分に、物件名、所在地、連絡先、入居日を記入する欄があるので、もれなく書いてくださいね。
連絡先は、日中つながりやすい電話番号を記入しましょう。
2.部屋の状態を記入する

各部屋ごとに確認すべき項目をまとめているので、汚れや傷、故障などがないか1つずつチェックしながら「有」もしくは「無」に丸を付けます。
『損耗等の詳細』には、例えば床に傷があるなら「キズ」、 壁に汚れがあるなら「黒ズミ」というように、どんな状態かを記入しましょう。

自分が見たままの状態を書いてOKだよ。
次に、『個室1~4』はリビング以外のお部屋のことを指しています。
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どの部屋か分かるように、「和室・洋室」「〇帖」の欄も作っているので、必要に応じて書いてくださいね。

4LDKまで対応できるように4つ項目を用意してるけど、なければ記入しなくてOKだよ◎
各お部屋ごとに「その他」の項目も設けています。一覧にないものがあった場合に使ってくださいね。
3.点検した日、契約者氏名を記入する

最後に、点検した日と契約者氏名を記入して押印します。
自宅保管用に1部コピーしておき、原本を管理会社に提出しましょう。

郵送なのかメールなのか提出方法も確認しておくとベストだよ◎
設備の不具合があった場合は、リストの提出と一緒に報告と修理依頼をしましょう。
管理会社から自作のチェックリストは不要と言われたら?
管理会社から「自作のチェックリストはいらない」と断られてしまったら、次の3つを試してみましょう。
- なぜ受け取りを拒否しているのか、丁寧に理由を尋ねる
- リストが退去時のトラブル防止に重要であることを説明して再度お願いする
- 大家さんに直接連絡することを検討する
管理会社や大家さんに内容証明郵便でチェックリストを送付することも一つの方法ですが、これから住むことを考えるとあまり大事にしたくないですよね。
その場合は、チェックリストの記入と日付が確認できるように写真を撮って自宅で保管しておきましょう。

紙とデジタルデータの両方を保管しておくと、より安心だし信憑性も増すよ。
また、写真や間取り図への書き込みをするなど、できるだけ詳細な記録を残しておくことをおすすめします。
まとめ|入居前のチェックで安心!快適な新生活をスタートしよう
今回は、入居時の物件状況をチェックするポイントや配布したチェックリストの使い方について解説しました。
新居に引っ越したばかりのときは、荷解きや手続きでバタバタしがちですが、入居前のチェックをしっかり行うことが、快適な生活を送るための第一歩です。
チェックリストを活用することで、確認もれを防ぎ、退去時のトラブルを未然に防ぐことができます。
もし物件に指定のリストがない場合は、自作のチェックリストを提出できるか管理会社に確認し、適切に保管してもらいましょう。

チェックリストは、冒頭で配布したPDFをダウンロードして活用してね◎
入居前にしっかりチェックして、安心して新生活をスタートさせましょう🕊️
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